叔父

千葉にある祖母の家に行ってきました。


予想通り叔父の話はつまらなくて参りました。そして以前からうすうす感じていた事ですが


困った事に、叔父の実姉である私の母も相当寒いのです。


そんな叔父と母の会話を聞いていると、いたたまれない気持ちになります。


そして、妹と私の雑談に加わろうとする叔父の発言はいちいち的外れです。


おまけに、誰も聞きたくないのに甲高くて大きい声でテレビの駅伝の解説をしやがります。


なぜか芸能人の出身校に変に詳しく、おっさんくさい勘違いを交えたうんちくを聞かされます。


そんなつまんない話ぜんぜん興味ないです。


邪魔くさくてもうほんとにうんざりしました。


叔父は六十代近くなっても結婚せず、一人で祖母の面倒を看ています。


いい歳になった妹と私に毎年お年玉をくれます。母にも電車賃だと言って二万円渡していました。


(実際の電車賃は往復で千円ちょっとです)


帰りがけには「これ持ってきな」と言って、お菓子やレトルトカレーや箱ティッシュや新聞屋から貰った粉石鹸などを


セロテープで破れを補修した紙袋いっぱいに詰めて持たせてくれます。


謎のチョイスですが、貧乏な私にはとてもありがたいです。


悪い人じゃないのはわかるんだけどなあ。