集団検診
今日は集団検診に行きました。
去年、大失態をこいたバリウムも今年は難なくクリアしました。
待合室で隣になった、スティーブン・キングの「キャリー」を読んでいた地味な女の人に
一方的に仲間意識を持ち、私服を見たくて検査が終わった後もさりげなくマークして
同じ時間に更衣室に入って私服姿を確認。パンツ以外は下着も服も靴も全部黒でした。
貧乏系の私とは違う地味さだけど、やっぱり地味で安心しました。
あと、待合室の前の席に座っていたおじさん二人組の会話が
「何?胃癌?」「いや。ポリープ」「ポリープっつったら癌みたいなもんだよ」
「違うよ。ポリープだって」「いや、ヤマシロさん癌だよそれ」「違うって」
みたいな感じでおかしかったです。がんばれヤマシロさん。早くポリープ治るといいすね。
待合室の離れた席にクリスピン・グローヴァーに似てる人がいました。
格好いいはずなのに何故かおかしくて、このおかしさはずっと前、知り合いの男性が
ジョニー・デップに似ていると言われてモテていたのを見た時と同じおかしさです。
なんだろう。日本人なのに外国人それも西洋人に似ているというのがおかしいのかしら。
待合室のテレビでやってた「農業高校の女子学生がメロンの刈入れ作業実習」みたいなニュースを
見ていたら、急に鼻の奥がツーンとして泣きそうになりました。
ただジャージの女の子たちがメロンの刈入れから箱詰めまでやってみる、というそれだけの映像
だったのですが、無性に泣けてきて困惑しました。私は疲れているのかもしれないと思いました。
検査結果は今日の日記と同じ様に、取り立てて面白味のない物でした。