観てきました

ドイツ文化センターでファスビンダーの『マルタ』と『悪魔のやから』を観てきました。


『マルタ』は怖かったです。ホラーですよ。しかも気持ちがグラグラ揺さぶられて


上映が終わった後トイレに入ったら、急に悲しくなって涙目になりました。


『悪魔のやから』はしょっぱなからテンションについて行けない…と思ったら


途中で居眠りをこいてしまいました。金払って居眠りです。


『13回の新月のある年に』での女装が個人的に激エロだったフォルカー・シュペングラー演ずる、


主人公の少し足りない弟役がいい味出してました。ちんこも出してました。


フォルカー・シュペングラーは後にクリストフ・シュリンゲンズィーフの


『ドイツチェンソー大量虐殺』でも少し足りない役をやってて、ちんこは出してなかったけど(多分)、


シュリンゲンズィーフの別の映画で他人のちんこを咥えてました。


ちんこちんこうるさいです。


今回観た2作品に出演しているマルギット・カルステンゼンも、後にシュリンゲンズィーフの映画に


出ていて、『マルタ』でジェットコースターに酔って吐くシーンを観た時「あっ、テロ2000年!」


と思いました。同じ事を思ってほくそ笑んだ人は結構いたのでは。


あと『悪魔のやから』での女の子(アンドリー)役がえらく可愛かったです。


ベリーショートで丸い眼鏡に野暮ったいハイソックスで、大島弓子の描く女の子みたいなルックスでした。


主人公(クルト・ラープ)に「四つんばいになれ」だの「敷物の下に潜れ」だの言われてハイハイ


従うのですが、敷物の下に潜ったアンドリーに板尾似の男がつまづくという微笑ましいお約束なシーンで


笑いが起きていましたよ。


バカなのでアカデミックな視点が全くなくてすみません


青山一丁目の駅は、おいしそうな食べ物屋が多くてお腹が空いて困りましたが、


映画祭のパンフを買ったら帰りの交通費しか残らなかったので、しょんぼり地下鉄に乗って帰りました。